無料-
出会い-
花-
キャッシング
企画1:管理人の見学報告!(01.12.20)
1.初めに
今日、私は少年院の見学に行って参りました。そこで、私が見聞してきたことをご報告しようかと思いまして。
但し、この報告は私の主観が多分に入っているだろうから、間違いもあると思うので、十分に注意して読んでね。
2.少年院とは
家庭裁判所の審判により、保護処分として少年送致決定を受けた14歳以上20歳未満の少年を収容し、生活指導・
職業補導・教科教育等を中心とした教育・訓練を行い、社会生活に適応できる健全な少年に育成することを目的とした
法務省の施設です。(もらったパンフレットより抜粋)
少年院は全国に53カ所あるそうです。家庭裁判所に係属される少年事件は年間20〜30万人。そのうち5,500人
ほどが少年院に入るそうです(5,000人が男子、500人は女子)。また、55,000人は保護観察として、専門家の指 導の下に立ち直りを図ります。残りの人達は保護者等による在宅指導を受けるそうです。
少年院にはいくつかの種類があるそうです。
@短期処遇(男子):非行の程度が軽い人が入所し、短期間の入所で立ち直りを図るそうです。
A長期処遇(男子):非行の程度がやや重い人が入所し、一年間ほどの指導等を受けて、更正を図るそうです。
B長期処遇(男子):非行の程度が重い人が入所し、一年間ほどの指導等を受けて、更正を図るそうです。
C女子:女子の少年院は数が少ないそうで、短期・長期が併設なのだそうです。
注:関東など少年院の多い地区では以上の4種類以上に細かく入所基準が分かれているそうです。
入所理由は最近は窃盗で入る人が多く、次いで傷害・強盗・恐喝等の暴力事件が多いそうです。
3.少年院での指導課程
指導課程や、指導内容は少年院ごとに若干違うそうです。例えば、建物や敷地が広い狭いなどでカリキュラムの編成
が違うそうです。以下に書く指導課程は今日見学した少年院の例です。
@入院
↓
A新入時教育
最初の2週間は入所したばかりで、不安定な時期なのだそうで、個室に入るそうです。そこで、自分の問題を発見
し、問題解決の構えを作るそうです。
↓
B中間期教育
自分と仲間の問題解決に努める。職業人として必要な態度・知識・技能を身に付けて出院後の生活設計を立て
るそうです。
↓
C出院準備教育
出院寮に入り、出院後の生活設計と目標の達成度を点検するそうです。
↓
D出院
出院後のフォローに関してなのですが、少年院でフォローすることはないそうです。出院後はしばらく保護観察を受け、
月1回、保護士に面接に行ったりするそうです。
指導の内容は生活指導・職業指導・教科教育など行うそうです。今回見学した少年院では職業指導に力を入れている そうです。なかでも、特に資格取得に力を入れています。情報処理、J検、簿記、危険物、ガス溶接・アーク溶接などの
資格が取得可能なそうです。こうして、資格を取得することで、出院後の就職に役立てるそうです。
また、これらの指導は個々に合わせて行うそうです。資格取得なども個人で何が取りたいかを決めて、取得訓練をす るそうです。その少年院では取れない資格を取りに内地留学することも可能だそうです。資格取得の他に進学を希望 する人には教科指導もあるそうです。栃木の少年院には大検が取れるところもあるそうです。
5.少年院の組織
職員は院長、次長、庶務課、医療課、教育調査官、教育部門と分かれています。職員は基本的に教官と呼ばれている そうです。今日見学したところには70人の教官がおり、交代制で常時30人程度が院内で働いているそうです。
教官は集団寮と呼ばれる入所者の寮に一つあたり6人がつくそうです。ちなみに今日見学した少年院は5つの集団寮 と教室・グラウンド・農場がある大きなところでした。
教官は施設に入ってから教官としての指導方法を学ぶそうです。その際に何かに専門的になると言うよりは、何でもで きるように指導方法を学ぶそうです。少年院での仕事はローテーションで、そのために何でもできなくてはならないから だそうです。
6.終わりに
以上のようなことを見たり聞いたりしました。文章力がないので全くまとまっておらず、読みにくいと思います。すいませ ん。
感想ですが、教育ってどこでも教育なんだと思いました。教育は幅が広く、教育をマスターするなんて、難しいこと だ と感じました。
最後に書き足りないことがあったら、書き足すかも知れません。さらに少年院に見学した人で、なんか違うとか、これも 書き足してくれ、とかありましたら、メールで御一報ください。よろしくお願いいたします。
文責:ABI総裁
戻る
[PR]動画