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レジュメ(02.7.1)ー2→意見はこちら●
平和教育 〜文化の視点から〜
発表者:のり
文化 メディア発達、ワールドカップなどにより異文化に触れる機会かなり多い。
→ 心理的影響(ショック・驚きetc)
人間関係における何らかの問題
【1】 文化とは・・・?
ホフステード(Hofstede, G., 1991)の文化定義
「何世代にもわたる個人や集団の努力によって多くの人により受け継がれた知識、経験、信念、価値観、態度、意味、階級、宗教、時間の概念、役割分担、空間の使い方、世界観、物質的な財産などすべてを包含したものである」(Samovar
L.A. et al., 1981)
「メンタル・プログラム」、「ソフトウェア・オブ・ザ・マインド」
【2】文化の特徴や価値観などを分類する指標となる4つの次元
?社会における不平等の度合いを表す「権力格差(power
distince)」
?集団あるいは個人の目標のどちらを優先するかの度合いを表す「集団主義(collectivism)−個人主義(individualism)」
?その文化における価値観や行動パターンが男性的か女性的かの度合いを表す「男性らしさ(masculinity)−女性らしさ(femininity)」
?曖昧さに対する寛容さの度合いを表す「不確実性の回避(uncertainty
avoidance)」
【3】異文化接触における適応タイプ
異文化接触の4つのタイプ(Berry, J.W.
et al., 1986より)
自分の文化に対する態度
好意的 否定的
相手の文化に 好意的
自他の統合 相手への同化
対する態度 否定的 相手に対する否定
孤独
【4】「自己」と「他者」―――社会心理学的視点
・「自己」とは何か?
「自己過程」※他者という存在がいることが常に前提
「自己を意識する」→「自己を概念化する」→「自己を評価する」→「自己を呈示する」
→コミュニケーション
【5】コミュニケーション
場所・目的・人間関係といったコンテキスト(文脈)を伴っていて言語だけにかかわらず、言語以外の手段によっても参加者が相互に影響しあいながら常に変化していくプロセス
→文化の影響
【6】異文化理解を阻む考え
・自文化中心主義―――自文化を唯一の価値観基準と考え、多文化を判断する考え方。
これは異文化に対して排他的な態度をとったりしてしまう。
(⇔文化相対主義―――自文化の基準で異文化を判断するのではなく、すべての文化に優劣はなく、それぞれ同じように尊重すべきであるという見方。)
・ステレオタイプ―――ある特定の集団に属する人々をひとまとめにしてカテゴリー化し、過度に単純化した見方。
・偏見―――ステレオタイプ同様、ある集団の人々をひとまとめにして特徴づけてしまう
見方であるが、特にその見方に十分な合理的根拠がなく、強固で変えにくい、価値判断や感情を伴った否定的な態度
参考文献
『【教科書】社会心理学』小林祐・飛田操 2000年 北大路書房
『異文化コミュニケーションの理論』石井敏・久米昭元・遠山淳 2001年
有斐閣ブックス
『国際文化学の創造』三宅義子・片山弘基・安野早巳 2002年
明石書店
『理解できない他者と理解されない自己』数土直紀 2001年 剄草書房
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